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| 函館市消防本部救急課に聞く | ||
| 知っておきたい救急の知識 | ||
| 応急手当の重要性 心臓や呼吸が止まってから手をこまねいて見ていては、救命のチャンスが遠ざかります。救急車が現場に到着するまでの時間は函館市で平均6分程度かかるため、現場に居合わせた人の応急手当(救命措置)はとても重要です。 また、本当に救急車が必要な人のために、適正に利用することも大切ですね。 心肺蘇生法の手順(8歳以上の方法) 反応の確認 肩を軽く叩いて呼びかけ反応がなければ応援を呼び、応援にきた人に救急車を頼む。AEDを持ってきてもらう。 気道の確保 片手を額に、もう一方の手の指2本をあご先にあて頭を後方にそらすと、空気の通り道ができる。 呼吸の確認 目で胸の上下運動を見る。耳で息の音を聞く。頬で吐く息を感じる。 呼吸をしていなければ人工呼吸 手で鼻をつまみ自分の口を大きく開けて息を吹き込む。胸が上がるのが見て分かる程度で2回行う。 胸骨圧迫 胸の真ん中を4〜5センチ垂直に圧迫する。リズムは100回/分。 30・2 胸骨圧迫30回。人工呼吸2回を繰り返す。 AEDを用いた応急手当 電源を入れて音声ガイダンスに従う。 (1)電極を胸に貼る。 (2)除細動実施の音声が流れたらボタンを押し除細動を行う。 (3)除細動不要の音声が流れたら心肺蘇生法を再開する。 救急講習 毎月函館市消防本部で行われる「定期救急講習」をはじめ、学校や会社、町会などで救急講習を実施することも可能です。なお、9月8日に函館市消防本部4階で行われる「普通救命講習」は、午後1時半から午後4時半までで、定員は20人程度(定員になり次第締め切り)。お申し込みおよびお問い合わせは、お気軽にどうぞ。 |
![]() ![]() ![]() 取材協力 函館市消防本部救急課 TEL.27-0099 |
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| いざという時のための知識 | ||
| 怪我に対する応急手当 | ||
| 怪我をした場合、正しい応急手当てをすることがその後の回復に大きく影響します。『函館赤十字 訪問看護ステーション リリー』の管理者で「赤十字救急法指導員」の東奈緒美さんに伺いました。怪我をした場合、落ち着いて状況をよく観察します。緊急性の有無、適切な手当の方法を判断する上でも大切です。 傷の手当て 傷には出血、痛み、細菌感染の危険があります。 (1)傷の手当てをするときは、手当てする人は必ず手を洗いましょう。傷口が汚れている場合は水道水で洗い流します。 (2)ガーゼあるいはきれいなハンカチを傷口に当てます。綿やティッシュペーパーは細かい繊維が傷口に残り、治癒の妨げになります。 (3)出血している場合は素手で血液に触れないように、ビニール袋など手につけてタオルなどを患部に当てて、圧迫止血します。 ※人の体内には体重1キロあたり80ミリリットルの血液があると推定されています。例えば体重12キロ(2歳児)であれば、その1/3の320ミリリットルを一時に失うと生命に危険があります。 骨折の手当て 少しでも骨折が疑われる時は骨折の手当てをしてから病院に行きましょう。骨折の症状には、腫れ、変形、皮膚の色の変化、その部分に触った場合激痛があります。 (1)骨折した手足の先を観察できるように、手袋、靴、靴下をあらかじめ脱がせましょう。 (2)骨折部が屈曲(曲がったり変形)していても、無理に正常位に戻さないようにします。 (3)固定後は、傷病者が最も楽な体位にします。また、腫れを防ぐために患部を高くし、毛布などで全身を包み保温します。 ※骨折部は1箇所だけとは限らないので全身をよく調べましょう。 頭の怪我 頭を打った時は外に傷がなくても内部に異常が起きていることがあります。意識がはっきりしない時は内部に異常がある危険が高くなります。子供は特に頭部が重いため、頭から転ぶことが多いので気をつけましょう。 (1)頭皮から出血したら、傷口にきれいなタオルなどを当てて直接圧迫止血をします(頭皮の傷からは出血量が多いので、傷病者を動揺させないようにしましょう)。 (2)できるだけ早く医師の診察を受けさせましょう。 (3)時間が経ってから症状が現れることもあるので、半日から1日は安静にして体の変化に気をつけます。子供や高齢者の場合は、保護者や周りの人がよく観察しましょう。 取材協力/函館赤十字病院内・函館赤十字 訪問看護ステーション リリー |
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| 運転中に救急車が来たら… 道路での運転者の正しい対応
交差点付近で緊急自動車が近づいてきた時は、交差点を避けて道路の左側に寄って停止。交差点内に入ってしまっている時は交差点を抜けて左に停止。交差点や交差点付近以外では道路の左側に寄つて緊急自動車に進路を譲ります。しかし、混雑時の片側2車線道路で右車線を走っているような時は、なかなか左に寄れない場合もあります。そういう時は両車線を走行中のそれぞれの車が左により、緊急自動車に右側の進路を譲るのが原則です。 また、函館の場合は、交差点付近に市電の電停がある場合もありますが、電停付近で緊急自動車が近づいてきたら、道幅が狭くなっている電停横の道路には進入しないようにすることが大切なのだそう。すでに電停横の道路にいる場合は、すみやかにそこを抜けて左側に停止するようにしましょう。 そのほか、高い建物の多い場所や、函館にも多い変則的な交差点の場合、サイレンの音は聞こえてもなかなか緊急自動車の姿が見えない場合があります。それについて同交通課企画・指導担当統括官の有馬秀一さんは「サイレンの音が聞こえているということは、緊急自動車がかなり近くまで来ているということです。まずは冷静になり、交差点が近い場合は減速し、周囲を見て緊急自動車を確認して下さい」とのこと。さらに、「道路状況により対応の仕方はさまざまで、“これが正解”というものはありません。周囲の車の状況なども見て、自分の車がどこに寄ればいいのかを判断することが大切です」と話しています。 救急車の“速さ”が生命を左右する場合もあります。運転中に救急車が近づいてきた場合の対応について、この機会にちょっと意識してみてはいかがでしょうか。 (取材協力/北海道警察函館方面本部交通課) |
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函館市医師会に聞く 函館市における救急時の対応について…
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| 軽症での救急隊要請や、夜間のコンビニ受診などにより、対応する医師の疲弊や受け入れ病院の過重化などが深刻な問題となっている昨今。函館も例外ではなく、本来、医師の判断で転送されてくる重症患者のための救急医療機関に、夜間直接自家用車などで訪れる“ウオークイン”と呼ばれる患者が増加。問題となっています。 救急医療機関は、症状や緊急度に応じて受け入れ先を3段階に設定。急病ではあっても、入院などの必要がない軽症患者の対応は夜間急病センターや休日当番医などであり、急な発熱やケガなどの時は、まずこれらの医療機関を受診するのが原則。救急医療機関は自由に受診できる夜間診療所ではないということをしっかりと理解し、良識ある行動を心掛けたいものです。 |
| 救急時の対応と情報サービス一覧 ■休日当番医(その日の新聞の朝刊で確認) ○内科・小児科・外科[日曜日・祝日]午前9時〜午後5時 ○眼科・産婦人科・耳鼻科[日曜日]午前9時〜正午 ■函館市夜間急病センター [午後7時30分〜深夜0時] 年中無休 外来診療で夜間の救急患者の医療を担当する機関。応急処置が原則。診療科目は内科・小児科・外科。 ●五稜郭町23-1 函館市総合保健センター2階 TEL.30-1199 ■北海道救急医療・広域災害情報システム 24時間体制で受診可能な医療機関の情報を提供。休日当番医の確認などもできる。 【フリーダイヤル】0120-20-8699 【携帯電話・PHS】011-221-8699 ■小児救急電話相談 [月〜土曜日]午後7時〜午後11時 ※日曜日・祝日・年末年始は休み 夜間、子供が急な病気やケガをした時に、看護師などが対処法やすぐに病院にかかる必要があるかなどをアドバイス。 TEL.011-232-1599 【短縮ダイヤル】#8000(家庭のプッシュ回線、携帯電話から) |
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